アトピー性皮膚炎克服への道 | スタンスの違い

3. スタンスの違い

■対症療法と根治療法

アトピー患者の多くは当然、アトピー性皮膚炎を治したくて皮膚科を訪れます。

私の場合もそうでした。
「お金」と「時間」を使って皮膚科に行く目的はアトピー性皮膚炎を治したかったから。
でも、皮膚科の治療スタンスって微妙に違うんですよね。
その証拠に、大抵の皮膚科で私はこんな風に言われるんです。

「治すことばかり考えず、もっと気楽にアトピーと付き合う方法を考えましょう。」

この時点で、まず会話が噛み合わないんです。
アトピー性皮膚炎を治したい私に対して、治らない事を前提に話を進める皮膚科医。 
私が 失望したのはまさにこの瞬間でしたね。

すると話が噛みあわないまま、会話はこんな風に流れるんです。

患者  
 「気楽にアトピーと付き合う?」
 「アトピー性皮膚炎って治らないんですか?」
 「アトピー性皮膚炎が治った人はいるんでしょ?」
医者
 「それはね、たまたま症状が隠れているだけ。」
 「アトピー性皮膚炎は完治しませんよ。」
 「なのであまり神経質にならず、気楽に付き合えば良いんですよ。」
 「それじゃ、とにかく今日はコレで様子をみましょう。」
患者
 「でも・・・・・・・・」
医者
 「アトピー性皮膚炎は完治が難しく、良くなったり悪くなったりを繰返します。」
 「症状をコントロールできても、遺伝的な要因を治す訳には行きませんから。」
 「病気と知恵比べのつもりで、リラックスして付き合えばよいのです。」

患者にとっては、この辺りが潮時なのでしょう。
これ以上会話を続けると、態度が豹変する皮膚科医は珍しくないですから・・・。

でも、私が本当に知りたかったのは、
アトピーを前提とした「心の持ち方」や「考え方」じゃない。

完全に治すコトを前提にした、具体的な治療方法だったのです。
要するに、何が何でもアトピー性皮膚炎とサヨナラしたかったワケです。
だって高校に入学するまで、アトピーなんてまったく無関係だったのですから・・・。

それでも、医者の指示通り真面目に通院しましたよ。
「コレで様子をみよう。」と言われた、その「様子」を報告するために・・・
でも、続かなかった。理由は簡単。 

いつまで経っても、「様子」を見ているだけだから・・・
そのうち、皮膚科へ通院することそのものが苦痛になりました。
でも治し方を知らない訳だから、他には選択肢が無いんですよね。
なので、結局はあちこちの病院をさ迷うようになる訳です。

この間、私のアトピー性皮膚炎は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、確実に、
しかも着実に悪化の道を歩むことになったんです。

今でも、私と同じような体験をしている人って多いんじゃないかな?

実はコレ、アトピーが「治る」とか「治らない」以前の問題かな?って思うんですよね。
要するに、「対症療法の限界」って感じがするんです。

こんな風に書くと「それはステロイド批判か?」って思われるかもしれないけれど、
実は、そうじゃないんですよ。「対症療法」にも良い点はたくさんありますからね。
でも「対症療法」だけですべてが解決する訳じゃない。

ここですよね。大切なのは。

私は、「対症療法」は、「根治療法」と組み合わせるのがベストだと思うんです。
どちらが良くてどちらが悪いってことじゃなく、両方の「役割」と「限界」を知ることが
アトピー治療には大事だと思うのです。
その方が間違いなくアトピー性皮膚炎を治せる「期待値」は上がると思うんです。

「根治療法」に関しては後でゆっくり説明しますね。

アトピー性皮膚炎を治す為、皮膚科でいつもイライラしている方。
アトピー性皮膚炎を克服する手段は、決してひとつじゃありませんよ。

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