アトピー性皮膚炎克服への道 | ポイントを押さえる

9. ポイントを押さえる

■アトピーを治せない理由

突然ですけど、アトピーで痒いのは皮膚ですよね。つまり身体の表面。
なので、一般的にアトピーは皮膚の病気だと思われています。
実際、皮膚科では「皮膚のバリアー機能の低下」が指摘されます。

でも、本当にそうなんでしょうか?
アトピーの原因が皮膚のバリアー機能の低下としたら、私は、ちょっと疑問です。
だって私の場合、中学生まではアトピーと無縁だったんです。
高校に入学して突如、皮膚のバリアー機能だけが低下するワケないじゃないですか。
そう思いませんか?

それに厳密に言うなら、アトピーって本当に痒いのは皮膚の表面じゃなくて、皮膚の
下1ミリ辺りの所でしょ? 要するに皮膚の表面じゃなく内側ですよね。
大体、過去これだけ長い間、ステロイドによる対症療法で打開策が見つからなければ、
「皮膚以外に問題があるのでは?」と、考えるのが普通ではないでしょうか?

現実問題として、アトピーを「皮膚の病気」だと思って真面目に対症療法を続ける人
ほど「茨の道」を歩んでいるように感じるのは私だけでしょうか?
眼に見える皮膚より、もっと大切なポイントがあるって感じているのも私だけですか?
いえいえ。実はもう大半のアトピー患者の方は気付いている筈。
「何かおかしい・・・」「何かが違う・・・」
でも、その何かが具体的によくわからないだけなんですよ。

コレがアトピーを治せない最大の理由だと思うんです。

■眼に見えない部分が本当のキーポイント

アトピーを治す上で大切なポイントは実は眼に見える皮膚なんかじゃないんです。
むしろ眼に見えない体の機能(働き)の方がず~っとず~っと大切なんです。

では、眼に見えない体の機能(働き)とは何でしょう?
その前に アレルゲンの侵入経路に注目しておきましょう。
ココ、もの凄く重要ですから・・。
いいですか?アレルゲンの侵入経路は次の3パターンですよね?
(コレに異議を唱える人はいないハズ)

1 皮膚から直接侵入する
2 鼻や喉の粘膜から侵入する
3 口から胃を通過して腸の粘膜から侵入する

まずは1の対策。
私の場合、これはそれこそ真面目に10年以上も続けたんです。
そう。ステロイドやスキンケアによる治療です。
結局、いくらこの対策をしても残念ながら、アトピーは治せなかったんです。
見事にポイントを外していたワケです。

次に2の対策。これもやりました。
鼻の中に塗る薬&スプレー&マスク。夏場のマスクって結構キツイですよ。
結局、これもダメダメ。やっぱりポイントが違うってことなんでしょうね。

ここで押さえるべき最大のポイントは、実はナンバー3だったんです。
「 そんなもん気付くはずないやん!」って思いますよね。
でも、アトピーは3の侵入経路を徹底的に抑えなきゃダメなんです。
何故なら、人が生きる上で最も基本的な役割を担っている器官は消化管だから。

そう。大切なのは、消化管なんですね。
事実、消化管にはたくさんの免疫系の細胞が分布していて、その数は皮膚や鼻、喉
の粘膜の比じゃない。当然、免疫細胞は免疫疾患を克服する上でもっとも重要な役割
を担っている訳ですが、その中でも消化管は人体最大の免疫臓器なんです。

私の場合、皮膚や気管の粘膜よりも、腸管の粘膜(バリアー)の方を優先させたんです。
すると約1年で重症のアトピーが見違えるほど良くなった。そして3年後に完治した。
(完治と言うのは「アトピーとはまったく無縁になった」と言う意味です)
でもコレって奇跡じゃないし、偶然でもないと思うんです。
ちなみに、特別な治療やお金の掛かることなんて、何もしていないですよ。
正しくは、お金が無くなったから、特別なことは全部止めたんです。

とにかく、「快食」「快便」「快眠」が基本なんです。
これが出来るようになるにはどうすればいいのか?真剣に考えて取り組む。
もう、これに尽きるんです。小難しい理屈なんていらなかったんです。

ここで、やっぱり基本はウンコなんですね。ココを抑えてくださいね。
毎日、立派な”ウンコ”が出ますか?
それは、自信を持って快便だと言えますか?
ストレスや心配事を抱え、食欲がないまま慢性的に食べ過ぎていませんか?
その結果、便秘や下痢を繰り返していませんか?

単に、便通があるだけでは不十分。
健全な排泄というのはトイレの時間が極端に短いです。
便座に座るなりスポーン!爽快!
お腹の中のものが最後まで全部きれいに出た感じ。
トイレットペーパーはほとんど使わない。
硬すぎず、柔らかすぎず、ほとんど無臭。(見るからに惚れ惚れする太さ)
所要時間は約1分。

これが健全な排泄です。これが「快便」です。
柔らかい便。コロコロした硬い便。極端に臭い便。これではないのです。
高価なスキンケア商品を購入する前に、惚れ惚れする立派な便がどうしたら出るのか、
自分の心と体を見つめ直してみよう。

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